ゼロエネルギー・自然派パッシブデザインの概念から生まれたオリジナルブランド passiv material

「セルロースファイバーはしっかり詰まる断熱材です」

  • セルロースファイバーはしっかり詰まる断熱材です

  • 投稿日:2019年05月30日 カテゴリー:EMセルロースファイバー
  • 先週の5/23(木)OK-DEPOT物流センター(さいたま市見沼区)にて

    第2回 passiv material勉強会 「断熱・調湿」セルロースバー徹底解説セミナーが

    開催されました。(建築業界者様限定)

    お越しいただきました皆様方、ありがとうございました。

     

    当日はセルロースファイバーの講義(座学)だけでなく

    プラントでの製造過程などもご見学いただきました。

     

    その中で今回もセルロースファイバーの吹込み(施工)についても

    ご確認いただく機会を設けていました。

    施工デモを行うにあたり、下準備として

    壁面を想定したパネルを用意していました。

    (作成時)

     

    このパネルは何度か使用しているため、セルロースファイバーを

    充填したり、取り外したりも行っていました。

    さて、表題の件に戻りますが

    セルロースファイバーは新聞古紙を中心とした材料を粉砕し

    吹き込む施工のため、なかには断熱材として壁面内に施工されても

    動いたり崩れたりするのではないか?と思う方も多いかもしれません。

    上記パネルにセルロースファイバーを充填してから

    取り出す際の画像があるのでご覧ください。

     

    表面のシート(不織布)を切り剥がした際の画像です。

     

    ご覧のようにシートを剥がしても手前側に倒れたりすることはありません。

    基本的には60kg±5kgで充填しているため、非常に詰まっており、

    そう簡単には崩れたり、動いたりすることはありません。

    (中心部の穴のように見える箇所は吹込みする際の穴で

    サーモウールでふさいでいたため穴のように見えています)

     

    例えば、内装仕上げ面(石膏ボード)が剥がれてしまったとしても

    セルロースファイバーが崩れたりすることがないことを示しています。

     

    あまり想定したいことではないですが、仮に家屋内部で火災が

    起こってしまい、石膏ボードごと剥がれてしまった際も

    セルロースファイバーは簡単には崩れることなく留まってくれます。

    また、セルロースファイバーは非常に燃えにくい素材です。

    燃え広がることを防いでくれますので、家を守る断熱材となります。

    また、煙を出しにくいという点も安心材料になります。

     

     

    断熱材は隙間なく!は断熱の基本です!

    しっかり施工して快適な住まいを手に入れましょう!

     

     

    建材事業部 外渉課 フセヒロシ